2012年5月18日金曜日

クリフトファー・リーブ麻痺財団


  1, 財団の設立

  CRPFは、1999年4月、アメリカ麻痺協会(American Paralysis Association、APA)とクリストファー リーブ財団(Christopher Reeve Foundation、 CRF)の合併によって成立した。APAは1982年に設立されて以来、脳脊髄中枢神経系研究に対する資金援助において、国際的に指導的な役割を担ってきた。設立以来の17年の間に投じた資金は1700万ドル以上、支援を受けた研究者は世界各国にわたり365名以上に達する。それはいわばシード・マネー(Seed Money)となり、脊髄神経再生の可能性が明らかになったことも含め、中枢神経分野の研究において今日重要な意味を持ついくつかの突破口が切り開かれるのに大きく貢献した。


うつ病の敷物

  CRFは1996年クリフトファー リ−ブによって創設された。これまで300万ドル以上の資金を調達し、そのうち75%を直接APAの研究プログラムに対して、25%を障害者のQOL(生活の質)向上を目指す障害者団体に対して、助成金として振り向けてきた。APAとCRFは、その資金とその持てる力を統合して両組織の力を一層強化するために合併を決定した。

  2, 財団の使命


疲労の戦いの食品その

  CRPFは、脊髄損傷とその他中枢神経系傷害を原因とした麻痺の有効な治療方法の開発にねらいを定めた研究を奨励し支援していく。支援にあたっては、研究プログラムに対して助成金を授与するものとし、国際的に認められた第一線の神経科学者と臨床学者の会議によって、助成対象となる研究プログラムを評価し選定する。一方、障害者のQOLを改善する為に障害者団体に対して助成金を拠出する。


うつ病ガラスパターン

  これらは以下の現実認識を踏まえたものである。アメリカにおける脊髄損傷者は約25万人と推定される。そのうち47%が四肢麻痺者である。さらに毎年約1万1千人の脊損者が発生している。そのため障害者の長期ケアに要する費用は数10億ドルに達している。脊髄損傷を負った麻痺者も医学の歩によって、受傷後平均40年生きながらえることが出来るようになった。しかしその間、膨大な医療費と生活費を背負わなければならない。このような麻痺からの解放を実現する根本的な治療法の一刻も早い開発が期待されている。そしてそれまでの間、麻痺者のQOL向上を不断に追求しなければならない。

  3, 助成プログラム

  (1)研究プログラム


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 (なお、このプレスリリースは、1999年4月のCRPF発足の時点で出されたもので、 発足の原点が簡潔に記されています。その基本仕組みは大筋において変わらないものの、その後の発展や活動状況については、同財団のホームページ  をご覧下さい。)

(訳者 阿部 由紀)



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